
1977年、海外帰国子女向けの入試対策を行う予備校がまだほとんどなかった黎明期、早稲田予備校の中に帰国生部門が誕生しました。
大阪を中心とする関西圏の帰国子女教育は、早稲田予備校大阪校が担当することになりました。
それからの17年間、現在日本企業を支える有為な人材を同校は輩出します。
1990年のバブル期、東京を中心に予備校の再編が起こります。
これを機に、早稲田予備校大阪校の帰国生部門は独立する道を選びます。
そして、新たに富士教育アカデミーとして、新時代の帰国生教育を担います。
これまでは、海外赴任に伴って在外教育を受けた生徒だけを対象としていればよかったのですが、1990年代以降は、高校から海外に留学する生徒が増え、彼らの帰国後の入試を担当しなければならなくなったのです。
そこで、帰国生入試に必須の小論文の講座を充実させ、演習の時間を増やすことになりました。

1998年に、名称をFIA国際教育アカデミーと変更したのを契機に、小学生、中学生の帰国生入試にも力を入れ、同志社国際中高、立命館宇治中高を中心に、関西で帰国子女を数多く受け入れる中学校、高校の帰国生入試に特化した英作文対策と面接対策練習を行うこととなりました。
毎年、コンスタントに同志社国際中学には10名、関学千里中には5名、立命館宇治中IPコースに3名程度の合格者を輩出してきました。
それから約25年間、親しみのある帰国生塾として関西に定着し、みなさまに愛されてまいりました。
1990年の富士教育アカデミー独立から1998年までの約9年間で巣立っていった生徒数は500人あまりになります。
それ以前の1977年からの早稲田予備校時代を含めると、その人数は2000人に近づきます。
その中には、日本の大手航空会社に就職した方や、IBMなどのアメリカの大手企業に就職した方もいらっしゃいます。

2022年、コロナの大流行をきっかけに、FIA国際教育アカデミーも改革を迫られます。
通学して集団授業を受ける受講スタイルから、自宅で個別に学ぶオンライン授業スタイルへと舵を切ります。
そして、大阪の地を離れ、新たに神戸の地に教室を設け、名称も、フィールドワーク学習塾(FCS)と一新します。

オンライン中心のスタイルは、受験生にとっても恩恵が大きく、海外にいる間に日本の学校の入試対策をしてもらえることにもなり安心感が増えることになります。
フィールドワーク学習塾(FCS)となって3年、現在はオンライン授業をさらに充実させつつ、コロナが収まり個別に通ってくる生徒にも対応しております。
また、近年留学生の低年齢化が見られるのため、留学にこれから出かけられる生徒さんのための英語教育にも力を入れるとともに、英語資格ブームの時代に英検やTOEIC、TOEFLといった、英語資格試験などを受講される小学生からシニアの方々の講座にも力を入れております。
最後に、コロナウイルスの大流行は、私たちにとっても、留学生、帰国生にとっても大変つらい時代でした。
留学に行きたくても行けず、断念した人々も多くいます。
また、海外在住者は帰りたくても帰れませんでした。
私たちもコロナが収まり、留学生・帰国生に動きがあるのをじっと待つしかありませんでした。
今はコロナが終息し、社会が活発になったので、いい時代になったと思います。